WalkMeとは?機能や対応システム、導入のメリットまで徹底解説

WalkMeとは?機能や対応システム、導入のメリットまで徹底解説

DX推進に向けた取り組みの加速や、テレワークをはじめとした多様な働き方の推進などを背景に、さまざまなシステムやWebサービスの導入が進められています。

今回は、導入したシステムやWebサービスをスムーズに社内に定着させ、効果の最大化に貢献するツール『WalkMe(ウォークミー)』について、豊富な機能・特徴や対応システム、料金を紹介。また導入のメリットも詳しく解説します。

WalkMeとは?

『WalkMe』とは、導入したシステムやWebサービスをすべてのユーザーが意図された通りに使いこなせる状態(=デジタルアダプション)を実現するべく、多様な機能を提供するプラットフォームです。

ユーザーの操作はもちろん、システム運用者やIT部門、経営層による管理までをもサポートし、

「社内システムの操作が分かりづらく、習得に多くの時間と労力がかかる」
「入力ミスやユーザーからの問い合わせが多い」
「システム導入の効果や課題が見えづらく、“導入して終わり” の状態になってしまっている」

といった課題の解決を後押しします。

【デジタルアダプションについて、詳しくはこちら

WalkMeの機能・特徴

『WalkMe』の主な機能と特徴を詳しくご紹介します。

1.伴走型 操作ガイド機能
2.対話型 操作ガイド機能
3.入力制御機能
4.ランチャー表示機能
5.プッシュ通知機能
6.定着化スコアの可視化機能

1.伴走型 操作ガイド機能

『WalkMe』はユーザーの操作フローに合わせて画面上に「どこに・何を入力すべきか」が一目でわかる操作ガイダンスを表示し、操作や入力を視覚的にサポートします。

2.対話型 操作ガイド機能

チャット形式の操作ガイド機能です。ボットからの質問に対するユーザーの回答をもとに『WalkMe』がユーザーが行う入力などのタスクを自動化します。

3.入力制御機能

『WalkMe』に業務ルールを設定しておけば、ユーザーによる入力のミスや不備があった場合にアラートを発し、「必須項目です」「正しい形式でお答えください」といった正しい入力をサポートする案内を表示できます。

4.ランチャー表示機能

『WalkMe』では、ユーザーの困りごとを予測し、追加のガイダンスが必要になりそうな場所に次のようなコンテンツへ誘導するクイックスタートボタン(ランチャー)を表示できます。

・ユーザーが頻繁に必要とするレポート
・ガイド機能では説明しきれない内容を伝える記事・動画
・新たな機能の説明やデモ など

ユーザーのために用意されたサポート用のコンテンツに気付かずに悩んでしまうことを防ぎます。

5.プッシュ通知機能

『WalkMe』は案件の進行を常に監視して「この案件が停滞してしまっている」「このユーザーが今日の商談のログをとるのを忘れている」といった項目をキャッチアップし、アラートやリマインダーでユーザーの活動をフォローアップします。

6.定着化スコアの可視化機能

『WalkMe』を活用すれば、ユーザーの操作内容を蓄積したデータをもとに各システム・Webサービスの利用状況をリアルタイムで集計・分析し、「ツールがどれだけ社内に定着しているか」「定着に向けて改善すべきポイントはどこか」を可視化できます。

WalkMeと連携できるシステム・サービス

『WalkMe』は、ERPや経費精算、給与管理、人事・人材管理、財務等と幅広い領域にまつわるシステムやWebサービスに対応しているほか、自社で独自に構築したシステムにも適用できます。

WalkMeの導入メリット

『WalkMe』を導入するメリットとして、次のような点が挙げられます。

1.ユーザー体験を高められる
2.システム運用者の業務負荷を軽減できる
3.ROIの可視化や運用改善に繋げられる

1.ユーザー体験を高められる

『WalkMe』の豊富な機能によって、使うべきシステムを探したり、操作・申請方法を調べたり問い合わせを行ったりといったユーザーの手間を削減。一人ひとりのスキルレベルやITリテラシーによらず、“ストレスなく快適に、正しい操作や入力、修正が行える状態” を実現し、ユーザーの満足度を高めてシステムやWebサービスの活用・定着を促進できます。

2.システム運用者の業務負荷を軽減できる

『WalkMe』の活用によって、導入したシステムを定着させるためのマニュアル作成・共有、説明会や研修の企画・実施、ユーザーからの問い合わせ対応といった業務を不要にし、システム運用者の負担を大幅に軽減できます。

3.ROIの可視化や運用改善に繋げられる

『WalkMe』を通じて各システムやWebサービスの活用状況を集計・分析することで、システム導入という投資に対する効果やDXの達成状況などを明確にできる(Check)上、さらに課題点をふまえて改善策を実行する(Action)ことも可能に。PDCAサイクルを回して、DX推進や生産性向上の効果を最大化するのに役立ちます。

まとめ

『WalkMe』とは、豊富な機能によってシステムやWebサービスの活用・定着を後押しするデジタルアダプションプラットフォームです。ユーザーのスキルレベルやITリテラシーによらず、誰でも問い合わせを行うことなく正しい操作・入力を行える状態を実現します。

NTTデータ・スマートソーシングでは、資格保有コンサルタントによる『WalkMe』の導入・運用支援を行っており、お客様に合った設定や、業務や運用の状況に応じた改善のご提案、『WalkMe』の分析機能を用いた効果検証とフィードバックまで、導入効果の最大化に向けてワンストップで伴走いたします。『WalkMe』導入をお考えのお客様は、ぜひNTTデータ・スマートソーシングにご相談ください。

【NTTデータ・スマートソーシングの『WalkMe』導入・運用支援について、詳しくはこちら

新着記事

カテゴリー
人気のタグ
人気記事TOP5